膨  張  論        

私は、2年間のカラ出張の不正支出が7億で、予算を消化するために
年度末の3月29日に8億の事務用品を購入したという県にすんでいる
機会があって去年までの2年間ばかり
設計会社からの派遣という形で内部の仕事のお手伝いをしていた
1日中パソコンを眺めているような仕事だったが
月80万から85万もらっていた
1人の契約金が月計算で120〜130万ではないかと思うのだが
私への支払いを除いた金額が契約された設計会社の(仕事にかかった)経費になる
私は、社名の入った作業服を借してもらい、終了時に日報用のファイル用紙をもらった

所内には、私とは違って会社を通さない臨時職員がおられた
何年も続けておられる方もおられたが、1日6千円とか言われた
「臨時さん」はおもしろいことに年間を通して10ヶ月しか採用されない
2ヶ月は別のアルバイトなり待機なりだと思うのだが
2ヶ月空けてまたお呼びがあったりということらしい

  知の検査を通らない((公務員)試験に合格しない)者は
  公の場では、生活する期間を通して働けないのかもしれない

私の仕事は責任のかからない仕事で、楽で楽しかったが
いつか所をあげて(留守番を残して)
早朝から泊まり込みで海水浴にいかれたのには、笑ったし
自治労主催とかで真っ昼間から、バレーボール大会とか野球大会とか
たびたびされていたのには、驚いた

公というおもいあがりが膨張するのかもしれないし
不正防止という不信(3年ごとに生活と関わりなく転勤させられる)の中で
「公という組織」に閉じていくのかもしれない

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