オウム−サリン事件


麻原彰晃氏の意見陳述で
「絶対真理」「絶対自由」「絶対幸福」「絶対歓喜」が語られる

  限りなく開かれる(と思う)共同幻想(宗教)にとって
  見知らぬ人も、救いの対象だ

吉本隆明氏は『思想の原像』のなかで
オウム−サリン事件について
無差別の殺傷、無関係の人たちの殺傷と書いておられたが
私は、教義の中の、差別の無い、人々への救いの行為だと思う

  閉じる幻想(国家)と開く幻想(神)を背負って
  無差別の殺戮は行われたし*1
  他国の人々の名前を自国の名前にかえさせたりした *2


* 1995.03.20 地下鉄サリン事件 ラッシュ時、6人死亡

*1*2 20年以上前の私の文章ですが誤りです。ただ私のような社会的レベルでは正しさや誤
   の押しつけ合いがあった時代だったかもしれません。
   それにしても戦犯と言われる方々をはじめ、振り返られる歴史が有ることはありがた
   いことだと思います. 2020/12記

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